Vista or XP ?!

📅 公開: 2008-03-27

XPが手にはいるのは今年の7月まで? と書いた矢先に、CNETのほうでも気になるニュース。

根拠は2つ。

  1. フラッシュメモリを採用した低コストノートPCの市場
  2. 初心者向けの「Windows XP Starter Edition」を採用した新興市場

EeePC が火付け役になって続々と市場へ投入される。後継機は8.9インチ版にタッチスクリーンモデル でGPSサポートらしいし、HPもHP 2133 を発表するとのこと。CloudBook も先日、国内で発売された。これらミニノートのスペックはXPなら十分だけどVistaでは満足に稼働しない(大半の標準搭載メモリーは512MB、CPUもいくぶん低速)。だけどもXPでちょこっと使う程度なら十分なわけで、結構な勢いで売れている。だから、マイクロソフトも悩ましいところ。

この記事はもともと同僚が書いた記事への反論。

たしかにXPが投入された当初も、「Windows 2000がサクサク動くのにXPに乗り換えなきゃならん」と揶揄されたし、わざわざ「ライセンスの認証をマイクロソフトにお願いする」なんてバカバカしかったわけで。おっと、これ以上はピーですな。だから世界中にはXPのライセンスをクラックする情報がころがってるし、世界最大の人口を誇る国では、「デフォルトで偽XPが搭載されているパソコン」がフツーに販売されているわけで。

それも、今となっては懐かしい話。「ライセンス認証」もあたりまえに。そう思うと、なんでVistaがXPの登場当時よりも否定されるのかイマイチわからない。といっても、私も使いません。

やっぱり、コンピューターを入れ替えなきゃならないのがネックなのかな。2000からXPのときは、アプリケーションをローカルで動かしていて、スペックも非力だった。でも今のパソコンって、フツーに戯れる分ならオーバースペック。むしろ回線がボトルネックとか、サーバー側で動かすアプリケーションのレスポンスが問題だったり。だからOSを買うついでにハードなんてバカらしい。「Windowsでないと動きません」も過去の話(になりつつあるだろうし)。業務用のアプリケーションをのぞけば。

にしても、ビジネスはともかくホビー用途ならVista or XPはもうそろそろ不毛でしょう。 MacBook にスイッチしましょう 🙂