iPhone vs PC

📅 公開: 2008-07-10

「減少」の定義に問題が残るのではと小首をかしげつつ、私も減った。24時間からパブリックとセミパブリックの時間を差し引けばプライベートの時間になって、テレビ・ラジオ・新聞・雑誌といったメディアは時間(=パイ)の奪い合いをしてきた。そこへ、インターネットがやってきてPCが参入。次にケータイ。パイの奪い合いはますます激化。おまけにここ数年、海外動画サイトの波がおしよせて、私はもっぱらそっちを使っている。おかげでテレビの前に坐って視るのはスポーツぐらい。スポーツ観戦も減らしつつあったりして。

自分がインプットしたい方向性を検討して24時間の「引き算」をすると、答えはカンタン。ただ、自分のなかで問題を設定するのに苦労した。だから、今はどんどん引き算して、空いたリソースと時間をインプットに費やしている。アウトプットは尊敬する方々との対話(M先生、F先生、O先生、Kさん、Oさん、Hさん…etc)とブログ程度。コメントをくれるEさんとも対話してみたいけどタイミングやキッカケとか。

いよいよiPhoneが日本へやってくる。

iPhone向け電子コミックもいずれ登場する。

そしてちょっと興奮気味の人が記事を書いたらこうなった。

なんで「5年後の未来」なのか私にはさっぱり。無線LANのインフラと通信機能を除いたiPod Touchもどきが発売されればインターネットの世界にシームレスにつながる。ただ、それでは携帯キャリアはめしのたねを取り上げられるから自ら進んでインフラを整備しない。無線LANを提供する企業も巨人を敵に回したくないからとりあえず無難な場所に設置して折り合いをつける。

で、なんといってもユーザー。5年後、全員がiPhoneを使うわけもなく、「ある一定数」が存在してその一定数のほうが市場のパイが大きいならそちらへ目をむく。というよりも、今はiPhone vs PCの図式を鮮明にしたがってるかもしれないけど(vsじゃないよとツッコミつつ)、少なくとも5年後ぐらいにはケータイを持たないライフスタイルにしたいなぁと、私は願ってる。インターネットの世界にシームレスにつながっていることを意識させない端末さえ手に入れられれば、通話機能もいらないし、もう少しふみこめば、アンケートにあるメディアに使う自分のパイは今後ますます「減少」すると思う。