利回り3%の新米

📅 公開: 2008-10-10

農業が、”顔が見えるビジネス”になってきたようでユニークだなと受け取った。同様の手法が広まるかどうか。私募債の説明と出資者の理解のかみ合わせが合うように期待。

今回のような資金調達と距離感の関係も興味深い。「距離感 / 顔が見える / 新米」が、わくわくと胸を躍らす要因かも、なんて想像したり。ウェブサイトや通信販売から購入するより、なんだかリアルな感じというか。それとパートナーという響き。意味は違うけど、棚田のオーナーになれる制度を何か読んだように記憶している。似たようなニュアンスを持っているのかな。

全国各地で今回の手法が取り入れられたとき、近距離になるほどどんな現象が起こるのだろう。たとえば、同じ県内、府内、もっと近くの市内で私募債を発行していたら、投資するかどうか。極端な話、隣ならどうか。「現実」になってしまうか。同じ現象だけど、距離感が理解に影響を与えるのだろうか、とか。

個人的には、全国に広がって採用する法人が増えてほしいと期待しているし、これがきっかけで農協の介入が減ってほしいと願う。滋賀県でもやってないかな。