K10D うらメニュー 1.30

📅 公開: 2009-08-20

以前からK10Dに「うらメニュー」があって、AFのピントを調整できるとネットで公開されてました。ただ、ファームウェアが1.10やそれ以前でないと「うらメニュー」へログインできないらしくて、私のK10Dはすでに1.30にup済。USBでPCへつないで、専用ソフトを使ってK10Dへアクセスできるとか、ファームウエアをダウングレードしてやるとか、手法はいくつかあるようですが、いずれも手間かなぁと思ってパスしていました。そこへ、以下の情報が。

K10Dのピントが、「後ピン」や「前ピン」かなとか感じた人向け(自己責任で)。

ソース: 価格.com – 『ファームウェア1.30でうらメニュー』 ペンタックス PENTAX K10D ボディ のクチコミ掲示板

以下、作業手順

  1. MODSET.TXT の作成
  2. 1.のテキストファイルをSDカードへコピー
  3. K10Dの電源ON
  4. うらメニュー画面
  5. Debug Modeで詳細設定
  6. AFの調整

1. MODSET.TXTの作成

テキストファイルで、以下を入力。コマンドっぽい。ファイル名を「MODSET.TXT」保存。私はASCII, CRLFで保存した。

[OPEN_DEBUG_MENU]

で、2chの”PENTAX K10D part108″によると、

みたい。ただ、次のレスでは、

私の場合、最初、[OPEN_DEBUG_MENU]だけを書いて保存したところ(Mac OS X 10.4, Jedit X)、「うらメニュー」が起動しませんでした。保存形式は”UTF-8, LF”でした。再度、”ASCII, CRLF”に変更して、「改行」を挿入したところ、「うらメニュー」が起動。たぶん、改行タイプが原因かと。

2. 1.のテキストファイルをSDカードへコピー

コピー先は、SDカードのルートです。”DCIM”フォルダの上。

3. K10Dの電源ON

今回のキモです。MODSET.TXTファイルが入ったSDカードをK10Dに挿入して、**「蓋を閉めずに」**電源ボタンをONにします。

4. うらメニュー画面

「うらメニュー」画面。デフォルトは、です。

OKボタンの十字キーでに変更。変更したら

  1. SDカードの蓋を閉める
  2. OKボタンを押す

これで、「Debug Mode」になります。

5. Debug Modeで詳細設定

MENUボタンを押して「詳細設定」を選択。十字キーの上を押すと、下記の画面が現れます。

6. AFの調整

「AFテスト」を選択します。

“AF Area Test”は0のままでよいみたいです。”Focus Corr”の”+”,”−”を十字キーで動かして調整します。

私のK10Dは前ピンだったので”-“で調整しました。あとは、AFでピントが合うまで”Debug Mode”で、「6. AF調整」を繰り返します。

最後に、通常モードへ戻します。

  1. 電源OFF
  2. SDカードの蓋を開けながら電源ON
  3. へ変更

終了です。